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証券会社を売買手数料から選ぶ

2000年に入って証券会社が従来の総合証券からネット証券に移行し、現在ではネット証券の口座開設が総合証券を上回ったと言われています。
ネット証券は、金融取引の概念を大きく変えました。
ネット証券が選ばれる最大の原因として売買手数料の安さがあると言えるでしょう。
従来からある総合証券の場合、売買手数料は約定代金の1%以上のところが多く、一定以上の利益が出た場合、コミッションを受けることもありました。
しかし、ネット証券の場合、総合証券の10分の1から20分の1とも言われており、一定金額を超える約定代金に関しては、手数料が打ち止めとなる会社が多いです。
この手数料体系より、短期でキャピタルゲインを稼ぐことが可能となり、デイトレーダーの資金が株式市場に注ぎ込まれるようになりました。
さらに少額投資非課税制度がスタートし、時間外取引(PTS)などのシステムの整備により、ビジネスマンやOLなどの昼間働く人でもリアルタイムな取引が出来るようになりました。PTS市場での取引は売買手数料が立会時間よりも低いというメリットがあり、取引環境が充実した証券会社は年々口座を増やしています。
手数料が安いネット証券ですが、メリットもあればデメリットもあります。
従来型の総合証券の場合、対面でサービスが行われるというメリットがあるのですが、その分手数料が高くなります。
口座を開くと口座管理料も掛かります。
ネット証券の場合口座管理料が無料であることが多いです。
どちらの証券会社も取引商品はほぼ変わりませんが、人が関わるサービスか否かという違いがあります。
従来からある総合証券の場合、証券外務員という、個々の投資家に対する担当者がつき、投資に関するサポートを行います。
互いにメリット・デメリットがあり、どちらが自分に合っているかをよく考えるべきです。
金融商品の取引には、投資元本を割り込むリスクが存在するため、証券会社の選び方は正しい判断が必要となります。

他に証券会社選びのポイントは?

証券会社の選び方としてもっとも重要なポイントは、自信の投資経験や投資スタイルに合った会社を選ぶことです。
近年では、手数料のみが注目され、業界最安値の売買手数料でサービスを提供するネット証券が口座開設数を増やしています。
しかし、初心者のトラブルが多く発生しており、金融取引に関する正しい情報を理解せず取引に踏み切る人が多くなっていることが原因と言われています。
確かにネット証券は、総合証券に比べると手数料の安さは圧倒的ですが、口座開設から取引、入出金などすべてにおいて自己で行う、言わばセルフサービスとなります。
売買手数料の安さが最大メリットが、口座管理料やリアルタイムに相場が確認できること、高いスペックの分析ツール、敏速な注文が可能などネット証券ならではのメリットがあります。
投資判断に至るまでのすべての作業を自身で行うため、判断を誤ることもあるようです。総合証券には、証券外務員や窓口サポートなど対面ならではの良さもあり、難しい投資判断を迫られたときに、知識の高いスタッフに相談できるというメリットがあります。
大事な資産を預けるのですから、口座開設から取引までの様々な問題を相談できるということは、安心して投資運用に取り組めることとなるでしょう。
ネット証券が提供する分析ツールは過去のデータをもとに割り出されるもので、すべての投資家に平均的にサポートするツールです。
しかし、個人投資家は個々に投資スタイルや投資資金が異なるため、その人にあった取引商品や投資法でサポートするのが良いです。
一日に複数の注文を出す人や、投資経験が豊富な人はネット証券も良いですが、投資経験が浅い人の場合、総合証券が良い場合もあります。
近年では、総合証券でもネット環境からの注文が出来るシステムを整備していますし、顧客サービス重視の地域密着証券会社もあり、総合証券のメリットもあるので、正しい観点で証券会社を選びましょう。